超音波はんだ付とは

[更新日:2012年02月22日]

超音波はんだ付について

UNISONIK-robot-web.jpg 超音波が工業的に応用されるようになり、およそ100年が経とうとしています。超音波はんだ付もすでに50年以上の歴史があり、1955年当時のイギリスで超音波はんだこてが市販されていたという記録があります。超音波はんだ付は主にガラスやセラミック等の非金属やアルミニウム・ステンレス等のはんだ付が難しいとされる金属への『フラックスレスはんだ付』に用いられます。
鉛フリー・ハロゲンフリーに始まるグリーンテクノロジーに注目が集まる今日、この古くて新しいはんだ付技術に改めて注目が集まっています。超音波はんだ付は医療機器・自動車・太陽電池・フラットパネルディスプレイ等の分野でこれからも広く必要とされる工法です。

材料

ガラス・セラミック・アルミニウム・ステンレス・シリコン・ITO膜・各種酸化化合物 等

用途

電極付け・導線引き・リード付け・封止(シーリング)・接着 等

超音波システムの構成

ultrasonic soldering system.jpg 超音波はんだ付システムは、ヒーターにより加熱されたこて先から約60KHzの超音波を発振しながらはんだ付を行う装置です。振動子により発振された超音波がホーンを介してこて先に伝わり、はんだと対象ワークに作用します。超音波のキャビテーション効果(空洞現象)により、はんだ付母材と溶融はんだの境界付近に負圧による空洞が発生します。その空洞が破裂する際のエネルギーにより、はんだの母材への密着・汚れの除去・酸化被膜の除去・金属拡散・気泡の除去・化学作用等が促進されます。

【超音波の主な効果】
キャビテーション(空洞現象)・洗浄作用・分散作用・脱気作用・化学作用






キャビテーション効果の動画



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